スタイロフォームで保温箱作ってみた!!
アグラオネマ育成のひとつの難関となるもの
それは「環境」の準備
つまり適切な温度と湿度を維持できる環境を作れるかどうかということです:;(∩´﹏`∩);:
まぁ、こだわらなければ、専用ガラスケージがなくても普通の水槽だったり衣装ケースなんかでも栽培はできます。だけど、専用ガラスケージがあると便利だしメンテナンスがしやすいし、何よりも見栄えが、圧倒的にかっちょいー!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
なので、余裕があればガラスケージが欲しいのはみな同じ
でも、手が出せない・・・・OTL
ガラスケージを買うにあたってのデメリットをあげるとするならば
・費用が高い
・場所がない
このふたつが大きな障害ではないでしょうか?
費用面に関してはお小遣い貯めるか、ネットオークションにて購入というのもひとつの手段かと思います。
実際、私が現在使っているガラスケージはオークションにて落札したもので、ペットショップに売られているものに比べると手ごろに入手できました。
(ただ、大手メーカーのものではなく、個人で制作されたものかもしれません。実際に使ってみて気になる点もいくつかあったので、完璧を求めたいなら、お金飛ばして正規品しかないでしょう(*´-`))
では「場所がない」というのはどういうことか?
大きいケージを置くだけの場所がない、つまりガラスケージの細かい規格サイズか多くないということです。水槽なら比較的企画サイズは豊富ですが場所によっては扱いづらいこともあります。
(前面が開く密閉式のケージが扱いやすいのです)
私はこちらでも悩まされました(/ _ ; )
家が広いなら間違いなくエーハイムのレプタイルケージ9045が1番のオススメになります。
横×奥行×高さ(900×450×500mm)
この高さ50cmがなかなかないんですよね(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
が、しかし、!!! 我が家は小さい!狭い!!場所がない!!!
スペースを探せどもどこにもそんな場所は、、、、
あ、爬虫類ケージのお隣が空いているが、、、そんなとこに入るケージも水槽もないし、、、
・・・・・・・・・・・作るかΣ(-᷅_-᷄๑)
もちろんガラス製品なんて作れるほどの技術を持ち合わせてはいない私は思った。
「アグラオネマ育成の最大の山場は冬の低温と乾燥、」
「乾燥に関しては密閉空間と霧吹きでどうにでもなる。問題は保温・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・スタイロフォームでやってみるか
スタイロフォームとは家を建てる際に壁に仕込む断熱材のことでちょい固めの発泡スチロールみたいな感じ
(実は以前ヒョウモントカゲモドキの育成ケージの保温箱を自作した時に使ったものが残ってた)
思い立ってからの行動は早いもの!
ってな感じで完成〜(๑>◡<๑)
作り方
- 空いてるスペースを測定しスタイロフォームを切断
- スタイロフォームは爪楊枝を釘がわりに刺して固定する
- 内側からスタイロフォーム同士が接している辺をボンドにて補強
- 前面はホームセンターにて透明のテーブルクロスをカットし100均にて購入したテープ状マグネットをスタイロフォーム側とテーブルクロス側にボンドにて固定してくっつく仕組みに
- 上面はスタイロフォームを少なくし、テーブルクロスとテープマグネットにて被覆
- ライトはスタイロフォームに針金を通し、上面に縛り付ける形で固定
といった感じで作成終了
安上がりかつ意外としっかりできてよかった(。-∀-)
ポイントとしては
- スタイロフォームの切断はホームセンターでやってもらえるならそれがベストです。私は自宅で切断したのですがカッターでは綺麗にきれないので、発泡スチロールカッターを使用しました。ちなみにスタイロフォームの費用はめちゃ安いです。1000円いかないくらいででかいの買えます。
- 発泡スチロールカッターでも切る際の手ぶれで歪みが生じるので、面倒でなければスタイロフォームと同サイズの段ボールを切って用意しておき、スタイロフォームを切断する際は段ボールを当てがった状態のまま発泡スチロールカッターで切ると良いかも
- 上面を開放的にすることで、クロスをずらすだけで隙間ができ風が通るようにしています。
- 前面のテーブルクロスを固定するのはテープマグネットがオススメ。湿度と温度を見ながら微妙に前面のクロスをずらすことができ、風の通り具合も調整できます。
使用した感じはこれ
見た目が青い感じがスタイロフォーム感丸出しで改良してもよかったのですが・・・
スプレーなどで染めるとスタイロフォーム感が溶けてしまう可能性があるので、やるなら黒色のアクリル板を内張しようかと考えていました。(考えただけのおサボりマンw)
使用した感じでは湿度は高ければ70~80%を保てましたし(霧吹きは必要)、温度も暑ければ前面を開放し、寒ければ閉鎖すれば問題ありませんでした。
(もし、寒さが厳しくなったらそこにタッパー置いて水槽用ヒーターで加湿と保温するのもありかも・・・)
こんな感じで今回はアグラオネマ育成の主に保温設備の自作版をご紹介いたしました。
意外と簡単で費用もかけずにできますのでもしお困りの方がいましたらお試しあれ(*´∀`*)
難易度としては小学生の自由研究の優秀作品レベルかと(わかりにくいっww)